「長寿遺伝子」にスイッチを入れる体に正しい食べ方。いつまでも「若く、美しく、健康」でいるために
☆彡「長寿遺伝子」にスイッチを入れる体に正しい食べ方
最近、「長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)」という遺伝子が注目されています。
寿命や老化をコントロールするとされているこの遺伝子はすべての人が持っていますが
普段は眠っていて働いていません。
でもね♪~
そのスイッチをオンにして活性化させれば健康な身体、そして実年齢より若い外見を手に入れることが十分に期待できます。
遺伝子を活性化させるには、毎日の生活習慣、とりわけ食事、運動ストレスのコントロールが大切です。
ここでは遺伝子を活性化させる方法と健康寿命に良い食事法を見ていきます。
☆彡若さと美しさをキープする6大食事法
①腹七分目を心掛けよう。
長寿遺伝子は摂取カロリーが制限された時に活性化することが確認されています。
反対にカロリーを摂りすぎると生活習慣病や、認知症の原因になったり、シミ、しわなどができやすくなります。
食事は満腹になるまで食べるのは控え、腹八分目と言わずに、腹七分目を心掛けましょう。
②「ケトン食」が若返りに効く。
炭水化物や糖分を取らないようにすると、体内のケトン体という成分が働きだします。
このケトン体が作られるときに長寿遺伝子のスイッチがオンになります。
つまり、ご飯やパン、麺類といった糖分を多く含む食事は控えめにして、魚、肉、野菜といったケトン食にすることが若さと健康の維持に効果があるのです。
➂発酵食品や抗酸化力のある食品を食べよう。
味噌、醤油、酢、納豆、漬物などの発酵食品は腸内環境を整えて、免疫力を高め、美肌&美髪効果も期待できます。
更に、酸化を防ぐ栄養素を豊富に含むブロッコリーやトマト、アスパラガス、等の野菜やバナナやアボガド等の果物を積極的にとりましょう。
➃皮に若返りの秘密あり。
ピーナッツの渋皮や玉ねぎの皮には長寿遺伝子させる働きがあります。
またブドウの皮に含まれるレスベラトロール(ポリフェノールの一種)も長寿遺伝子を活性化させます。
お酒を飲むなら赤ワインがお勧めです。
➄揚げ物や加工食品はできるだけ食べない。
➅食べる順番を工夫すれば美しく痩せられる。
食事は「野菜⇒肉か魚⇒ご飯かパン」の順番で食べましょう。
「食物繊維⇒タンパク質⇒炭水化物」の順となります。
血糖値が上がりにくく、肥満を防ぐことができます。
☆彡年齢に適した病気を防ぐ食べ物。
①30-40歳代
●癌の予防
野菜と果物はガンを防ぐ。
ブロッコリーはガン予防の強い味方。
塩分は控えめに。
●免疫力アップ
発酵食品で腸を整えましょう。
野菜は積極的にとりましょう。
マイタケ、シイタケ、エノキタケ等のきのこは免疫力アップ。
➁50-60歳代
●アルツハイマー病の予防
トランス脂肪酸を含むマーガリン、マヨネーズは控えめに。
脂はオリーブオイル、ココナッツオイルがお勧め。
納豆、キムチ、ヨーグルト、塩麹等の発酵食品は認知症を予防する。
サバ、サンマ、イワシ、等の青魚を積極的に食べよう。
●骨粗鬆症の予防
納豆のイソフラボンが骨を強くする。
ヨーグルトはイソフラボンの効果を高めます。
干しシイタケやしらす干しなどのビタミンDを多く含む食品を食べよう。
日光を浴びよう。
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以上は「輝いて見える人」のちょっとした習慣 PHPスペシャル編集部編より一部抜粋
順天堂大学大学院教授 白澤卓司 医学博士執筆分