愛され上手は花持たせ上手、聞き上手。リアクション言葉は「あ行」で愛される
愛され上手は、花持たせ上手。
自分が話しているのに、途中で割り込まれたり、言葉をかぶせられたりしたら、
思わずムッとしますよね。
あるラジオのアナウンサーが「話すって、排泄と同じなんですよ。
だから、話をさえぎられると気分が悪いのです」と教えています。
又あるセミナーノプロデューサーは面談でも食事会でも最後の20分を聞き役に徹して相手に花を持たせると、おごってもらえますよ。笑」とアドバイスしています。
人は話したい、話すのが気持ちいい、(なんたって"排泄"なんですから)生き物なんですね。
営業マンでも饒舌な人よりも、無口で聞き上手な人のほうが営業成績がいいものです。
相手に話の主導権を握らせるのは、相手との距離をグッと縮める有効な手段なのです。
そして聞き上手な方と「またお会いしたい」と思います。
花持たせ上手、聞き上手は「愛され上手」と言えるようです。
ではどうすれば「聞き上手」になれるのでしょうか。
そのヒントはお笑いコンビの芸人さんにあります。
笑につながる「ボケ」役と「合の手を入れる」ツッコミ役が絶妙なタイミングで笑いを生み出しています。
関西の方は日常会話では常に、笑いを意識して会話を楽しむことができるようです。
「聞き上手」とはツッコミ役、つまり、リアクションで話を盛り上げられる人のことだといえますね。
例えば
「今度の休みに北海道旅行に行くんです」「へぇ~」「・・・・・」
「はあ」「ふ~ん」「へぇ」「ほう」
これらは『は行』のリアクションといって「この話には興味がないんだな」と拒絶されたような気持になります。
せっかく相手が話をしたがっているのに、がっかりさせてしまっては「聞き上手」とは言えませんね。
それでは今度はリアクションを「あ行」に変えてみましょう。
「あ、そうなんですね。」
「いいですね。」
「うわっ、どちらを回られるんですか。」
「えっ、ずるいな~」
「お~、それはうらやましい。」
いかがですか。
ア行でリアクションすると「関心度」がグッと伝わりますね。
これなら、途切れることなくね会話が弾むと思います。
話を聞こうという姿勢とポジティブな気持ちさえあれば大体成功します。
ここで注意してほしいことは「ボケツッコミ」をしないことです。
ボケツッコミとはツッコミをいれながら、自分で落ちを作ってしまうことです。
相手がまだ話したいのに、「私もね・・・・」と話の主導権を奪ってしまうのです。
意外と多いですよ。実際の漫才でも時々、わざとかもしれませんが見受けられますね。
「○○さんといると何故か楽しい」。そんな「花持たせ上手」「聞き上手」で愛される女性を目指しましょう。